サンタ・エレナ農園は、COEの入賞農園がひしめき合う地域に広がっています。
周囲を国立公園に囲まれ、サンタ・アナ火山(2,286m)の斜面の自然の豊かな場所にあります。
サンタ・アナ火山は、2006年に突然噴火をし、その後ミネラル分を多く含んだ火山灰が
農園に積もり大変肥沃な土壌を持つ農園として広く知られるようになりました。
コーヒーの果肉やミミズを使用した自然の肥料を与えるだけで、サンタ・エレナ農園のもつ
大変肥沃な土壌と気候、標高の高さが高品質コーヒーの栽培の助けをしてくれます。
オーナーのフェルナンドさんは、それぞれのエリアの区画毎に農園の名前をつけて管理されています。
2003年のCOEでサンタ・エレナIIが5位に入賞して以来のお付き合いです。
このサンタ・エレナをはじめ、フェルナンドさんの農園はその後も複数回入賞しています。
また、フェルナンドさんはアスリートとしての一面もあり、アップダウンのきつい農園を
縦横無尽に駆け巡る身軽さを持つ方です。
フェルナンドさんの大変誠実な人柄とコーヒー栽培への真摯な取り組み、そして火山のもたらす
肥沃な土地が、素晴らしいコーヒーを安定的に生み出しています。
今回ご紹介のパカマラ種は、大変粒が大きく、パカス(ブルボンの突然変異種)とマラゴジッペ
(ティピカの突然変異種)の交配種で、華やかなすばらしい香りがある品種です。
深煎りでの印象をぜひお楽しみください。
+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−
生産国:エルサルバドル共和国
農園名:サンタ・エレナI
生産者:フェルナンド・リマ
地域:アペネカ・イラマテペク地域 サンタ・アナ県 カントン・パロ・デ・カンパナ
標高:1,700m
農園サイズ:95ha(コーヒー栽培エリア該当区画サイズ:11ha)
区画:tablon 10
生産処理方法:フーリーウォッシュト/アフリカンベッドで乾燥
品種:パカマラ
収穫時期:1月〜4月
+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−+−
2020年2月1日〜
記事はありません。