ボリビアでは元々、鉱山で働いていた人々が集団居住を行い、「コロニー」という
コミュ二ティ(村の様なもの)を作って生活しており、これらの人々に土地が与えられ
コーヒー栽培が伝わり、ボリビアでのコーヒー栽培が盛んになりました。
その多くは大変小規模で家族単位で農園を営んでいます。 このような歴史的背景があり
「管理・手入れをしてコーヒーを栽培する」というよりは 「コーヒーの実がなったから
収穫しに行こう」というような感覚のもと、コーヒーを栽培しています。
そのため、原生林の中で何もせずにコーヒー栽培をしている農家が多く、収穫量は落ち、
生産性も悪化しています。さらに、現在ボリビアではコーヒー栽培からコカ栽培に転じる
生産者が多く、国全体のコーヒーの生産量が激減しています。
そのことに危機感を覚えたペドロ・ロドリゲスさんは、自社農園の経営を始めました。
ラス・アラシータス農園は、ペドロさんが運営する複数のコーヒー農園の中で、ボリビア
の優良生産地カラナビに3番目に作られた農園です。 カラナビで最も面積の広い農園でも
あります。
この農園は、この地方に住む生産者たちがカラナビの町にやってくるときに使う通勤路の
そばに位置しています。
ペドロさんたちは、毎日ここを通る生産者たちへの一つの模範例としてこの農園を手がけ、
大きな成功を収めました。たくさんの生産者たちがラス・アラシータス農園に関心を持ち、
ペドロさんたちにアドバイスを求めにやって来たり、真似をして自分たちで同じような農園
を作ろうとする人も現れました。
世界的にラス・アラシータス農園は未来の農園の基本モデルとして認知されています。
今回ご紹介するのは、ペドロ・ロドリゲスさんが運営するラス・アラシータス農園で収穫
されたゲイシャ種のコーヒーです。
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国:ボリビア多民族国
地域:ラ・パス県 カラナビ ボリンダ(コロニー)
生産者:ペドロ・ロドリゲス・ペニャリエータ
農園:ラス・アラシータス
農園標高:1,464~1,644m
農園面積:20.6 ha
コーヒー栽培面積:15.8 ha
生産処理場:ブエナ・ビスタ生産処理場
品種:ゲイシャ
生産処理:ウォッシュト
乾燥方法:グリーンハウス内のアフリカンベッドで乾燥
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販売歴:
2021年8月15日〜
先行販売8月11日
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