現オーナーのお父さんであるホルヘさんがサンタ・ローサ農園を手に入れたのは26年前のことです。
当時は天然の松の木がわずかに生えるだけの土地でしたが、彼はこの土地をコーヒー農園にすることを
夢見て、土地の整備を始めました。
しかし、コーヒーの価格が大きく下落したことや、エルサルバドル政府が林業を奨励していたこともあり、
その当時は松の木の植林を行うことに決まりました。
2002年、ホルヘさんと弟のホセさんはカップ・オブ・エクセレンスの存在を知り、以前に植えた松の木を
シェードツリーとして活用して、2003年から農園でパカマラ種の栽培を始めることを決めました。
彼らの目標はただ一つ、COEで入賞することでした。
残念ながらホルヘさんは2013年に亡くなりましたが、サンタ・ローサ農園のコーヒーは2014年にCOEで
優勝を果たしました。
ホルヘさんは、農園での仕事の他に、10年以上にわたりエルサルバドル大学で教員としてコーヒー栽培や
生産処理について教えてきました。
現在はホルヘさんの息子のホルヘ・ラウルさんが農園とコーヒーについての知識を受け継ぎ、自分たちの
製品をCOE1位の標準にまで引き上げることを目指してコーヒー作りを続けています。
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国:エルサルバドル
地域:チャラテナンゴ県 サン・イグナシオ カントン・サンタ・ロサ
生産者:ホルヘ・ラウル・リベラ
農園:サンタ・ローサ
標高:1,600 m
農園面積:56 ha
コーヒー栽培面積:20 ha
品種:パカマラ
生産処理:ハニー/パティオで乾燥
お取引開始年:2017年
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販売歴:
2019年11月15日〜
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