ワハナ・エステートは、スマトラ島に位置する大規模な私有のコーヒー農園で、
2005年に創立されました。およそ 250ha のコーヒー栽培用地には在来種の他
カトゥーラ、カトゥアイなど合わせて 13 種が植えられており、異なる品種が
混ざり合わないよう厳密にロットが区分されています。
インドネシアには珍しく、ワハナ農園のコーヒーの多くは農園の敷地内にある
ウェットミル設備で水洗処理されます。この設備は2009年に導入され、1時間
あたり25トンのコーヒーチェリーを処理する能力を持っています。
ワハナ・エステートでは自分たちが高品質なコーヒーを生産するだけではなく、
周辺地域全体の農家のコーヒーの品質向上にも努めています。
同農園が立ち上げたサポートセンターでは、近隣のコーヒー農家に無料で
コーヒーの種子やシェードツリー、 有機肥料を配布したり、農園管理のための
情報やアドバイスを提供するなどしています。
同農園は、800〜1,000名ほどの従業員を抱える地元の重要な働き口でもあり、
農園では従業員への無料の住居、電気、飲料水、医薬品などの医療サービス、
託児所なども提供しています。
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国:インドネシア共和国
地域:スマトラ島 北スマトラ州 シディカラン地区
農園:ワハナ・エステート
標高:1,250~1,300 m
農園面積:468 ha
コーヒー栽培面積:250 ha
品種:ラスナ
生産処理:ナチュラル
乾燥方法:パティオ、機械乾燥
収穫時期:9月~11月、1月~2月
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販売歴:
2021年6月21日〜7月1日
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