初めてのご紹介となるインド産のコーヒーです。
インド南西部にあるカルナータカ州チックマガルールにある、コンダドカン農園のコーヒーです。
インドコーヒーの80%がカルナータカ州産です。
インドでは1993年まで生産者がチェリーまたはパーチメントで納品し、コーヒーは政府の
専売品で、1997年に完全自由化となりました。
サンガメンシュワルコーヒー社は3つの農園を所有しており、コンダドカン農園はその内の
ひとつです。アパドゥライご夫妻が中心となり、営まれています。
コンダド(Kondad)とは、崖、斜面、谷を意味し、農園には灌漑システムが導入されています。
ステムボーラーが深刻な虫害で、生産量が35%減になることもあります。ステムボーラー
は300mも飛ぶ虫で、被害にあった木は、切ってすぐに焼かないと農園に広がってしまいます。
アラビカ種のみが、ステムボーラーの被害にあってしまいます。
サンガメンシュワルコーヒー社が所有する農園の年間生産量は、500トンです。
その内アラビカ種が330トン、ロブスタ種が170トンです。数年前まではアラビカ種の生産量は
600トンでしたが、ステムボーラーの被害を受け生産量が減っています。ステムボーラーの被害
に苦しんでいますが、同社では農園管理を行い、コーヒーの生産に取り組んでいます。
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国:インド
地域:カルナータカ州 チックマガルール県 ババブーダンギリ スグダヴァニ村
生産者: サンガメンシュワルコーヒー社
農園:コンダドカン
標高:1,372m
農園面積:約142ha
コーヒー栽培面積:約137ha
品種:S 795
生産処理:水洗式 / 天日乾燥
収穫時期:12月~3月
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2018年1月1日〜3月31日
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