タイピプラヤはカラナビから14キロほど離れた小さな町で、13年ほど前からコーヒーが
栽培されるようになりました。
主な栽培品種はカトゥーラとカトゥアイで、収穫は手摘みで行われています。
タイピプラヤから生産処理をおこなうブエナ・ビスタ生産処理場までのチェリーの運搬は、
若いご夫婦が担当されています。
奥様のエルダさんとご主人のフェリックスさんが、タイピプラヤの小規模生産者のチェリー
を集め、収穫時期には毎晩深夜0時から早朝4時にかけて生産処理場まで運びます。
収穫時期の生産処理場には、夜中までチェリーを納めに来る車が絶えません。
小規模生産者の多くは車を所有していないため、タクシーでチェリーを運ぶ人もいます。
ボリビアではもともと、鉱山で働いていた人々が集団で居住し「コロニー」と呼ばれる
コミュニティ(村のようなもの)を作って生活しており、こういった人々にコーヒー栽培が
伝わったことで、ボリビアでのコーヒー栽培が盛んになりました。
その多くは規模がとても小さく、家族単位で農園を営んでいます。
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国:ボリビア多民族国
農園地域:ラ・パス県 カラナビ タイピプラヤ(コロニー)
生産処理場地域:ラ・パス県 カラナビ
生産者:タイピプラヤ地域の小規模生産者
農園標高:1,200~1,600 m
生産処理場:ブエナ・ビスタ生産処理場
品種:カトゥーラ、カトゥアイ、ティピカ
生産処理:フーリーウォッシュト/ 機械乾燥
収穫時期:9月
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販売歴:
2020年10月14日〜(店頭10月2日〜)
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