グジはエチオピアの産地の中でもイルガチェフェ、シダモ(シダマ)についで有名な産地です。
ムリシュ・ウォッシングステーションは2014年に作られた新しいウォッシングステーションです。
周辺の地域の2~5ヘクタールの規模でコーヒーを栽培する、約850名の小規模生産者のチェリーを集め
生産処理しています。
新しいこともあって設備は充実しており、収穫期には280トン以上の生豆の生産をするそうです。
ウォッシュトのコーヒーは36~48時間水に漬けられたのち、最長で12日間かけて、アフリカンベッドで乾燥されます。
エチオピアのコーヒーの魅力は、何よりも「原種の故郷で、原種に近い品種が栽培されている」ことから生まれているといえるでしょう。世界中に広がったコーヒーの産地は「コーヒーベルト」とも呼ばれ、赤道を挟んだ南北回帰線の間の高標高地域に集中しています。
これは実は、昔の人たちがオリジナルであるエチオピアに近い環境を探し求めた結果でもあるのです。
そしてエチオピアで栽培されている「エチオピア在来種」といわれる、品種名で管理されていない野生に近い品種の数々は遺伝的多様性に富み、そのフレーバーは世界中のコーヒー好きに愛されています。
コーヒーの故郷ならではのユニークなフレーバーを、ぜひお愉しみしみください。
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国:エチオピア連邦民主共和国
地域:グジ シャキソ ダンビ・ウッド
生産処理場:ムリシュ・ウォッシングステーション
標高:1,800 〜1,950m
850名の小規模生産者が2~5haを所有
品種:在来種
生産処理:アフリカンベッド/フーリーウォッシュト
収穫時期:10月~2月
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販売歴:
2019年10月1日〜
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