ブルンディのほとんどの生産者は大変小規模です。
そのため、コーヒーチェリーを「ウォッシングステーション」と呼ばれる処理場に持ち込み、
ひとつのロットが作られます。
今回ご紹介するニャングゥエ地区はムバンガ・ウォッシングステーションから3km離れた
ところにあり、115名の生産者のチェリーでロットが作られています。
ニャングゥエ地区は標高1,810mに位置しています。ブルンディでの収穫時期のピークは4月から
5月ですが、この2ヶ月間は通常大変雨が多い時期です。
この時期の激しい雨が、コーヒーチェリーの成熟をゆっくりにしていると考えられています。
丁寧な発酵を行い、アフリカンベッドを使用して日陰でゆっくりと乾燥させたロットです。
ムバンガ・ウォッシングステーションは、2014年ブルンディ・カップ・オブ・エクセレンスで
見事優勝を果たしており、カヤンザ県のポテンシャルの高さと丁寧で確かな生産処理がのムバンガ
・ウォッシングステーションが多くの方々に広まりました。
生産者は、自分のチェリーを納める処理場を自由に選ぶことができますが、近くの処理場に
持ち込むことが一般的です。
同ステーションでは、2014年のカップ・オブ・エクセレンスでの優勝以来、コーヒーチェリーを
持ち込む新しい生産者が増えており、生産地区(現地では丘と呼び、丘ごとに名前が付けられている)
や収穫時期ごとなど、年々ロットの細分化が進んでおります。
このカヤンザ県のニャングゥエ地区は素晴らしいコーヒーを作るポテンシャルに溢れています。
今後ますます楽しみな生産地です。
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国名:ブルンディ共和国
地域:カヤンザ県 カブィエ ニャングゥエ村
生産処理場:ムバンガ・ウォッシングステーション
生産者:ニャングゥエ地区の115名の生産者
ドライミル:SIVCA
標高:1,800m
コーヒー栽培面積(ニャングゥエ地区):20ha
品種:ブルボン
生産処理:ナチュラル / アフリカンベッドでの天日乾燥
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販売歴:
2019年7月15日〜
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