「ラ・ブレア」とは生産者協同組合の名で、マタケスクイントゥラという小さな町の「50世帯の集落」を意味しています。当初、その名の通りおおよそ50名の小規模生産者によって構成される協同組合でしたが、2009年には約半分まで減少。その後、カリスマ的な組合のリーダー「ラファエルさん」の病死により、メンバー間で権力闘争が起き、悪事を働くものまで出てきてしまう事態に発展。そのため、同じ組合のメンバーでありながらも他の誰も信じることが出来なくなり、組合にチェリーを持ってくる生産者が激減し、2009年94俵だったコーヒーの収穫量も、2010年には20俵まで減少してしまいました。
その2年後、2012年の買付で訪問した時には僅か7名のメンバーしか残っていませんでした。
しかし、みなさんは明るい表情をしており、その表情からは固く強い信頼関係、そしてコーヒーに対する情熱を痛切に感じました。
そんな、特別な強い想いで繋がれたみなさんの「絆」がこのコーヒー「ラ・ブレア」です。
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小規模生産者組合:ラ・ブレア(農園の数は6つ、メンバーは7人)
地域:ハラパ県 マタケスクイントゥラ
標高:1500m〜1600m
生産処理:ウォッシュト
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販売歴
2014年10月1日〜2015年2月22日
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