横井珈琲では大変お馴染みのブルマスマイクロミルより、ヴィジャサルチ種のコーヒーを深煎りでご紹介いたします。
ヴィジャサルチ種はコスタリカが起源の品種で、ブルボン種がこの土地独自に変化した土着品種です。
「ヴィジャ」とはスペイン語で「村」を意味し、1957年にサルチ村で見つけられたことからこの名前が付けられました。
ブルマスマイクロミルがある地にて、1890年にファン・ラモンさんの曽祖父がコーヒーの農園を始め、ご両親、
ファン・ラモンさんへと長年に渡り受け継がれています。
現在、コスタリカには200以上のマイクロミルがありますが、2001年にファン・ラモンさんによって設立された
ブルマスマイクロミルは、当時コスタリカでニ番目にできたマイクロミルでした。
日本にも何度もいらしているファン・ラモンさんは、農学博士でもあり、現在コスタリカのマイクロミルでは、
大変ポピュラーな生産処理方法である、「ハニープロセス」を確立し、普及させた方でもあります。
「自身で栽培したコーヒーチェリーをメガミル(巨大生産処理場)に納め、それらが他のチェリーと混ぜられ、
“コスタリカコーヒー”として売られるのではなく、自分たちの手で生産処理をし、一貫した管理の下高品質な
コーヒーを自分たちの名前で販売したい」という考え方の下生まれたのが、「マイクロミル(小規模生産処理場)」です。
この、コスタリカでの「メガミルからマイクロミルへ」という流れが「マイクロミル革命(Micro Mill Revolution)」と
呼ばれています。
ファン・ラモンさんは、マイクロミル設立の先駆者のお一人でもあり、2012年コスタリカ・カップ・オブ・エクセレンスでは、
見事優勝されました。現在は、自ら生産者でありながら研究を重ね、周りの生産者の方々への指導も行っています。
コスタリカの生産者の中で一番長いお付き合いをさせていただいている、ファン・ラモンさんの熱い想いと共にお届けいたします。
素晴らしい味わいをどうぞお愉しみください。
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国名:コスタリカ共和国
地域:セントラルバリー エレディア サン・イシードロ サン・フランシスコ
マイクロミル:ブルマス・デル・スルキ
オーナー:ファン・ラモン・アルバラード
農園:エル・セントロ
標高:1,450~1,600m
農園面積:8ha
コーヒー栽培面積:7ha
品種:ヴィジャサルチ
生産処理:ハニー / アフリカンベッド、パティオでの乾燥
収穫時期12月~1月
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販売歴:
2017年11月16日〜
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