「ラ・リア・マイクロミル」は、オーナーのルイスさんと
オスカーさんで家族経営されている小規模生産処理場です。
2013年に訪問した時、ルイスさんにマイクロミルをはじめたきっかけをお伺いしました。
ルイスさんの母方の祖母の代からコーヒーの栽培を行っており、いくつかの農園も所有していたそうです。
当時はコーヒーチェリーをメガミル(大規模生産処理場)に納め、収入を得ていましたが、
その方法でコーヒーを生産していても品質を向上させることはほぼ不可能な上、
収入で家族を養い、子ども達を学校に通わせることは出来ないことが分かっていたそうです。
そこで、アメリカに出稼ぎに行き、2007年、ラ・リア・マイクロミルをスタートしたとのことでした。
ルイスさんとのお付き合いは、2007年に10俵のコーヒーを買い付けたことからで、
丁度、マイクロミルを始めた頃から続いていることになります。
「よいコーヒーを求める人たちと継続的なよい関係を築きたかった...」と
COE2012の際に語ってくれました。
2012年ルイスさんは初めて来日され、ご自身の顔写真付きでコーヒー豆販売されていることや
お客様の評価を含むフィードバックがとても嬉しいとも仰っていました。
今回ご紹介するのは極少量の「ナノ・ロット」として入荷した「サンタ・ローサ1900農園」のコーヒーで
「レッド・ハニー」と呼ばれる方法により処理されています。
今もなお、生産処理の追求など、品質の向上の為に努力を続け、
複数回に渡りCOEで上位入賞を果たされています。
※COE2012の様子は こちら から
品種と農園のマッチング、独自の施肥プログラムの構築、生産処理の追求など、
品質の向上の為に歩みをとめることなく努力を続けるルイスさんとオスカーさんの
常に進化を続けるマイクロミルです。同じ生産者、同じマイクロミルからのコーヒーでも、
農園がある環境、土壌、気候など「テロワール」と言われる、
細かい環境条件・特性がコーヒー栽培に与えた影響による、コーヒーの違いをどうぞお楽しみください。
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農園主:
ルイス・アルベルト・モンヘ・ウレニャ
オスカー・アドルフォ・モンヘ・ウレニャ
小規模生産処理場:ラ・リア・マイクロミル
農園名:サンタ・ローサ1900
地域:タラス地区 デ・レオン・コルテス サンタ・ローサ
標高:1,900m
品種:カトゥアイ
生産処理:レッドハニー
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販売歴:
2016年1月8日〜
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