同農園は、2015 COE January 6位に入賞しています。
光栄にも審査員として参加させていただいており、共に喜びあうことが出来ました。
ジャックスさんはコーヒービジネスに携わる一家の4世代目にあたります。
100年以上のコーヒー栽培の歴史がある中で、ジャックスさんのお父様を含め、彼らが栽培した
コーヒーは混ぜられ「ブラジルコーヒー」として販売されていました。
ジャックスさんは高校卒業後、進学し、ビジネスを学ぶためコーヒーの優良産地として皆様に
お馴染みのカルモ・デ・ミナスを一度離れましたが、コーヒービジネスに携わると決め、故郷に
戻ってきました。
カッピングをし、コーヒーについて学ぶにつれ、カルモ・デ・ミナスは自分たちの世代が敬意を表する
ような新たな歴史を作ることができ、そして先人たちが行ってきたことに対して
敬意を表することができると気づき、2004年に従兄弟であるルイス・パウロさんとカルモ・コーヒーズ
を立ち上げました。
この会社の設立こそがジャックスさん、ルイス・パウロさん、おふたりの人生を変えただけでなく、
カルモ・デ・ミナスや周辺地域のコーヒー栽培におけるシナリオを変えたといっても過言ではありません。
そして、ブラジルや消費国のスペシャルティコーヒー業界に大きな影響を与え続けている会社のひとつです。
ジャックスさんは、25歳の時からお父様を手伝いながらシティオ・ダ・ポンテ農園でのコーヒー栽培に
従事していました。1999年に責任者となり、スペシャルティコーヒーに特化したコーヒーの生産を始めました。
同農園の年間生産量は、ブラジルの一般的な農園と比べると3,000俵と少ないのですが、強い情熱を持って
コーヒーの生産を行っています。農園のあるクリスチーナは、カルモ・デ・ミナスに隣接している村です。
歴史あるコーヒー栽培の伝統を受け継ぎながらも、ブラジルスペシャルティコーヒーの新たな扉を世界に
向けて開いたおひとりである、ジャックスさんのコーヒーをぜひお楽しみください。
ジャックスさんと奥様
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国名:ブラジル連邦共和国
地域:ミナス・ジェライス州 クリスティーナ
農園名:シチオ・ダ・ポンテ
オーナー:ジャックス・ペレイラ・カルネイロ
標高:1,100〜1,350m
品種:イエローブルボン
生産処理:ナチュラル
収穫時期:5月〜9月
農園面積:200ha(内コーヒー栽培面積:110ha)
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販売歴:
2017年1月1日〜
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