皆様のご記憶にも残る人気のボリビアコーヒー、イトゥラルデ親子が運営するボリビア・アグロ・タケシ農園。
その標高は最も高いところで3,000mと世界で最も高い標高に位置する農園の一つと言われています。
今回ご紹介するゲイシャ種は1,900m〜1,960mで栽培され、2017年8月〜2018年1月に収穫されました。
このアグロ・タケシそれはたくさんの想いが込められた一言では語り尽くせない特別な農園です。
数年前、現地で聞いた言葉にこそ、この農園を象徴するスケール感ある味わいにも繋がっています。
タケシとは現地の言葉で「人々の心を目覚めさせる」という意味があり、
ムルラタ山からタケシ渓谷へと続くインカ時代から残る小道にちなんで名付けられました。
コーヒーのおいしさを決める要素はたくさんありますが、標高が高いことでフルーツのように
青実から赤実まで熟すのに時間がかかり、風味と甘さが豊かになると考えられています。
花から完熟の実になるまで一般的には6~8ヶ月かかると言われていますが、アグロ・タケシ農園では
10~11ヶ月の時間がかかります。
農園のふかふかの有機層の土の中にはインカの遺跡の石が多くあり、この石が日中の日差しで温められ蓄熱し、
朝晩の厳しい寒さから木を守ります。このことがこのような高地でのコーヒー栽培を可能にしました。
また、特殊な農園環境では雨が降ったり止んだりする気候のため、一本の木の中にも花が咲いているものや、
青い実や赤く熟したものなど、様々な状態のコーヒーチェリーがあります。
木に負担をかけない様、熟したチェリーのみをその都度収穫し、大変少量ずつ生産処理を行いひとつのロットにします。
標高によって収穫時期は異なり、ティピカ種の収穫時期は2月~12月とほぼ一年中収穫を行っています。
アグロ・タケシ農園のこの特殊な地理的条件と完璧な作業の積み重ねがすばらしい甘さと酸味、豊かな風味や
質感を持つコーヒーを生み出しています。
耳を澄ませばタケシ川のせせらぎと深呼吸したときの農園の匂いが心耳に蘇ります。
タケシ農園があるヤナカチの自然豊かな環境を信じて最高のコーヒーを生産することを最後まで
諦めなったチームタケシの熱い想いとともに最高の一杯をぜひお愉しみください。
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国:ボリビア多民族国
地域:ラ・パス県 南ユンガス ヤナカチ
生産者:カルロス・イトゥラルデ マリアナ・イトゥラルデ
農園:アグロ・タケシ
標高:1,700 m - 3,000 m
ゲイシャ栽培エリア 1,900 - 1960m
農園面積:2,500 ha
コーヒー栽培面積:33.54㎡
品種:ゲイシャ
生産処理:ウォッシュト / 機械乾燥
収穫時期:2017年8月〜2018年1月
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販売歴:
2018年8月1日〜
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