エチオピアのコーヒー生産者の多くは平均所有農地面積が2ヘクタールと大変小規模で、
「ステーション」と呼ばれる生産処理場にチェリーのまま持ち込みます。
そこで赤い実のみを選別し、パルパーという機械で皮を剝き、粘液質は36時間かけて
発酵させ水で洗浄します。
湿ったペルガミーノ(種皮で覆われたコーヒー豆)は、10日かけてアフリカンベッドで適度な
水分含有率に達するまで乾燥された後、アジスアベバに搬送されるまでは倉庫でコンディションを
整えるために保管されます。
コーヒー発祥の地と云われるエチオピアであっても、現在の行政区と旧行政区との関係から
どの地域で栽培され、どのように生産処理されたものかを明確にするのが大変難しいそうです。
エチオピアコーヒーの多くは複数の品種、複数の生産者のチェリーを生産処理場(ステーション)
に持ち込むことから、様々な魅力を持ったコーヒーが多く存在すると云えるでしょう。
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生産処理場:ボルボーヤ・ステーション/Borboya station
地域:オロミア州 ボレナ地域/Oromia Borena Zone
生産処理:水洗式・アフリカンベッド/Washed African bed
標高:1,800m〜1,950m
品種:エチオピアの在来種の混合/Mixed Heirloom varieties
生産者:670人
収穫:11月〜1月
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販売歴:
2014年
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