ブルンディ・ムバンガ・ウォッシングステーションより「リレンゲエ」地区のロットを
ご紹介いたします。
ブルンディのほとんどの生産者は大変小規模です。
そのため、コーヒーチェリーを「ウォッシングステーション」と呼ばれる処理場に
持ち込みひとつのロットが作られます。
今回ご紹介するのはリレンゲエ地区のコーヒーチェリーを使用し、ムバンガ・
ウォッシングステーションが生産処理したロットです。
リレンゲエ地区は標高1,790mに位置しています。
収穫後コーヒーチェリーの丁寧な選別を行い、生産処理を行っています。
アフリカンベッドでの乾燥工程においては、彼らが「ピラミッド乾燥」と呼ぶ手法
で行っています。
「ピラミッド乾燥」とは、パーチメントをまるでピラミッドの様な山の形にして、
5日間日陰乾燥をし、その後16日から18日間天日乾燥をします。
同ステーションでは、これによりパーチメントを均一に乾燥させることができ、
コーヒーのよい風味を保つことができると考え、実践されています。
ピラミッドの大きさは日陰乾燥と天日乾燥では異なり、細かく大きさが決められてい
ます。高品質コーヒーを生産するために丁寧な生産処理が同ステーションでは行われ
ています。
ムバンガ・ウォッシングステーションは、2014年ブルンディ・カップ・オブ・エクセ
レンスで見事優勝を果たしています。
生産者は、自分のチェリーを納める処理場を自由に選ぶことができますが、近くの処
理場に持ち込むことが一般的です。
同ステーションでは、2014年のカップ・オブ・エクセレンスでの優勝以来、コーヒー
チェリーを持ち込む新しい生産者が増えており、生産地区(現地では丘と呼び、丘ごと
に名前が付けられている)や収穫時期ごとなど、年々ロットの細分化が進んでおります。
まだまだ馴染み薄いアフリカはブルンディのコーヒーですが、素晴らしいコーヒーを作る
ポテンシャルに溢れている生産地です。
ぜひお楽しみください。
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国名:ブルンディ共和国
地域:カヤンザ県,カブィエ,リレンゲエ
生産処理場:ムバンガ・ウォッシングステーション
オーナー:SEGEC
標高:1,790m
コーヒー栽培面積(リレンゲエ地区):18ha
品種:ブルボン
生産処理:水洗式 / アフリカンベッドでの天日乾燥
収穫時期:4月
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販売歴:
2016年12月1日〜
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